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目次
試験対策ツールのサンプル集の抜粋を、少しだけ紹介します。
1級2級 建築施工管理技士試験のサンプル集の抜粋
- このページに掲載している、無料サンプル集の抜粋は、ほんの一部です。
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 建築施工管理技士試験
現場での環境問題への取り組み (環境問題/サンプル解答文)
① 地球温暖化
・発生土の近距離の処分で、車両台数や距離の削減を考慮する。
・省エネの油圧ショベルを使用して、CO2を削減する。
・場内仮置土を埋戻しに使用して、残土処理の車両台数を削減する。
・運搬車両の省燃費運転方法について、運搬業者に教育指導を徹底する。
② 熱帯林の減少
・梁のコンパネに替えて、工場製作したPC版梁型枠を使用する。
・外壁のコンパネを、仕上げオムニア版に替えて使用する。
・スラブのコンパネに替えて、PC合成床板を使用する。
・基礎型枠のコンパネに替えて、ラス型枠を使用する。
③ 水質汚染
・掘削時の湧水はベーカータンクに受け、土砂浮遊物が沈殿した後に放流した。
・杭地業工事で利用したバッチャープラントの排水は、ベーカータンクに
受け、スライム処理をし、PH調整剤でPH調整後、放流した。
・地下PITに溜まった雨水の酸素要求量が低かったため、水道水を加水
し、放流することとした。
・タイル工事において洗い水を減少するため、セメント系張付け工法から、
ボンド工法に変更した。
【1級 建築施工管理技士試験】
品質管理 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
品質管理活動の実施 | ◎ | ◎ | ◎ | 4 | |||||
品質管理活動のあり方 | ◎ | ◎ | 4 | ||||||
協力会社への伝達確認 | 〇 | 1 | |||||||
作業軽減、工期短縮 | 〇臨 | ||||||||
労働生産性の向上 | 〇臨 | ||||||||
不具合の発生 | |||||||||
実地試験のサンプル集の抜粋
1級2級 建築施工管理技士試験
1級 実地試験 問題3 躯体工事 サンプル
1建築 実地 H30-3 H29-3 H28-3 H24-3 H20-3
鉄筋のガス圧接
鉄筋のガス圧接を手動で行う場合、突き合わせた鉄筋の圧接端面間のすき間は2mm以下で、偏心、曲がりのないことを確認し、還元炎で圧接端面間のすき間が完全に閉じるまで加圧しながら加熱する。
圧接端面間のすき間が完全に閉じた後、鉄筋の軸方向に適切な圧力を加えながら、中性炎により鉄筋の表面と中心部の温度差がなくなるよう加熱する。
このときの加熱範囲は、圧接面を中心に鉄筋径の2倍程度とする。
鉄筋のガス圧接を行う場合、圧接部の膨らみの直径は、主筋等の径の1.4倍以上とし、その長さを主筋等の径の1.1倍以上とする。
また、圧接部の膨らみにおける圧接面のずれは、主筋等の径の1/4以下とし、鉄筋中心軸の偏心量は、主筋等の径の1/5以下とする。
2級 実地試験 問題2 用語問題(仮設工事) サンプル
2建築 実地 H29-2 H28-2 H25-2 H22-2 H19-2
足場の先組み工法
用語説明:
鉄筋を工場や別の場所でカゴ状に組み上げて、設置場所まで移動し、柱や梁として建て込んでいく工法をいう。
留意内容:
鉄筋が組み合わされる部分に特に注意し、移動やひずみが生じないよう、鉄筋間隔を正しくとり、十分堅固に組立てる。
運搬時・つり上げ時に変形しないように、鉄筋の継手位置、交差箇所は、径0.8mm以上のなまし鉄線で結束する。
移動時の補強を適切に実施するため、ガス圧接・アーク溶接の継手位置は、隣接する継手から相互に、400㎜以上離して配筋する。
【1級 建築施工管理技士試験】
問題4 仕上げ工事 (不適当な語句記入) |
予想 | R01 | H29 | H27 | H25 | H23 | H21 | H19- H17 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 屋根工事 | ||||||||
鋼板製屋根用折板葺き | ◎ | 〇 | ||||||
鋼板製折板葺きのけらば包みの継手 | 〇 | |||||||
金属板葺のアスファルトルーフィング | ◎ | 〇 | ||||||
ルーフドレンの取付け | ◎ | |||||||
長尺金属板の折曲げ加工 | 1 |
学科試験のサンプル集の抜粋
2級 建築施工管理技士試験
2級建築 学科試験 躯体 NO.18~No.24 のサンプル
2建築 学科 R01後-19 H30前-19 H29-40 H28-40 H27-40 H25-40 H23-40 H22-40
砂利地業
砂利地業に使用する切込砕石は、天然の岩石を破砕したものを用いる。
砂利地業では、粒径のそろった砂利よりも砂混じりの切込み砂利を用いる。
砂地業に用いる砂は、締固めが困難にならないよう、シルトなどの泥分が多量に混入したものを避ける。
砂利地業の締固めは、床付地盤の破壊や深い地盤を乱さないよう注意する。
砂利地業の締固めで窪みが生じた場合、砂、砂利を補充し再度転圧する。
砂利地業において層厚が厚い場合の締固めは、2層以上に分けて行う。
再生砕石は、コンクリート塊を破砕したもので、品質のばらつきが多い。
土間コンクリートに設ける防湿層のポリエチレンフィルムは、砂利地業の直上、コンクリートの下に敷き込む。
土間コンクリート下の防湿層は、断熱材がある場合、断熱材直下に設ける。
床付け地盤が良質な場合、地盤上に捨てコンクリートを直接打設できる。
【2級 建築施工管理技士試験】
躯体 NO.18~No.24 | 予想 | R01 後期 |
R01 前期 |
H30 後期 |
H30 前期 |
H29 | H28 | H27 | H26- H22 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 地業工事 | |||||||||
捨てコンクリート | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
砂利地業 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 3 | ||
杭地業工事 | 1 | ||||||||
◇ 型枠工事 | |||||||||
型枠工事の材料 | 2 | ||||||||
型枠の組立 | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
型枠の存置期間 | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
型枠支保工 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | |||
型枠の締付け金物 | ◎ | 〇 |
1級2級 土木施工管理技士試験のサンプル集の抜粋
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 土木施工管理技士試験
水路工、ガスの安全対策 (安全管理/サンプル解答文)
(1) 留意した技術的課題
国土交通省〇〇河川事務所発注の△△川連絡水路その1工事における連絡水路建設工事であった。現場は△△川と○○川を結ぶ連絡水路で、到達立坑をニューマチックケーソン工法で施工し、平均土かぶり約20mの沖積砂層を泥水シールド工法で掘進するものであった。
事前の地中調査ボーリングにより、トンネル内への推定湧出ガス量0.07m3/分程度の水溶性の高濃度メタンガスが検出された。
そのため本工事では、可燃性ガス対策が、安全管理上の重要な課題となった。
(2) 検討した理由と内容
メタンガス対策として、以下の対策を検討した。
① 換気により安全な濃度に希釈し排出させる必要があるため、換気方法を検討した。
② 防爆区間を短くするため、エアカーテンの設置を検討した。
③ 防爆区間内において、坑内電気機械器具の防爆化を検討した。
④ 坑内メタンガス測定装置と警報装置の使用を検討した。
⑤ 防爆区間内において、火源対策を検討した。
(3) 実施した対応処置
① 送排気組合わせ方式とエアカーテンにより、防爆区間と非防爆区間を区分けした。
② 防爆区間においては、シールド機本体の電気設備、セグメント運搬用の電動ホイスト、照明器具、ガス検知装置を防爆化した。
③ メタンガス測定装置を、坑内2か所と坑口、シールド機テール部に設置した。
④ ガス測定装置と連動させ、坑内の電源を遮断する自動電源遮断装置を採用した。
⑤ メタンガス濃度別作業基準および、教育・訓練計画の策定を行った。
対策の結果、坑内で許容濃度以上のガス湧出は検知されず、無事故で完工した。
【1級 土木施工管理技士試験】
出題項目 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
品質管理 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | |||
工程管理 | 〇 | 2 | |||||||
安全管理 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 2 |
実地試験のサンプル集の抜粋
1級2級 土木施工管理技士試験
1級 実地試験 問題3・8 コンクリート工 のサンプル
1土木 実地 H28-3-1 H26-3-1 H25-3-2 H23-3-1 H22-6-1
コンクリートの温度ひび割れ防止
コンクリートの打込み後は、コンクリート表面が乾燥するとひび割れの発生の原因となるので、硬化を始めるまで、日光の直射、風などによる水分の逸散を防ぐ。
コンクリートを適当な温度のもとで、十分な湿潤状態に保ち、有害な作用の影響を受けないようにすることが必要である。
セメントは、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメントなどの低発熱形セメントを使用する。
2級 実地試験 問題2・3 土工 のサンプル
2土木 実地 H30-2 H29-2 H28-2 H25-2 H23-2
切土法面の排水処理
切土法面では、土質・岩質・法面の規模に応じて、高さ5~10mごとに、1~2m幅の小段を設けるのがよい。
切土部は常に表面排水を考えて適切な勾配をとり、かつ切土面を滑らかに整形するとともに、雨水などが湛水しないように配慮する。
法面保護は、法面全体をビニールシートなどで被覆したり、モルタル吹付けにより法面を保護することもある。
【2級 土木施工管理技士試験】
問題4・5 コンクリート工 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H18 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ コンクリート用語 | |||||||||
呼び強度 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
スランプ | 〇 | ◎ | ◎ | ||||||
エントレインドエア | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
スペーサー | 〇 | ◎ | |||||||
AE剤 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
ワーカビリティー | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
ブリーディング | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 |
学科試験のサンプル集の抜粋
1級2級 土木施工管理技士試験
1級土木 学科試験 コンクリート No.6~No.11 のサンプル
1土木 学科A R01-11 H27-11 H25-11 H23-11 H21-11
湿潤養生期間
日平均気温5℃以上10℃未満の場合、コンクリートの湿潤養生期間は、普通ポルトランドセメント使用時で 9日、混合セメントB種使用時で 12日を標準とする。
日平均気温が15℃以上で高炉セメントB種を用いたコンクリートの湿潤養生期間は、7日とするのが標準である。
日平均気温が15℃以上の場合、普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生期間は 5日を標準とする。
2級土木 学科試験 土木一般 No.1~No.11 のサンプル
2土木 学科 R01前-09 H30前-09 H29-09 H28-09 H27-09 H26-09
H23-09 H21-09 H18-09
中掘り杭工法
中掘り杭工法における先端処理方法には、最終打撃方式、セメントミルク噴出かくはん方式、コンクリート打設方式がある。
中掘り杭工法は、バイブロハンマ工法に比べ、近接構造物への影響が小さい。
中掘り杭工法は、低騒音・低振動工法で、隣接する構造物への影響は少ない。
中掘り杭工法では、泥水処理、排土処理が必要なため、過大な先掘りを行わない。
中掘り杭工法は、一般に打込み杭工法に比べ、得られる支持力は小さい。
中掘り、プレボーリング方法は、打撃振動方法と比べ、支持力は小さくなる。
中掘り杭工法では、泥水処理、排土処理が必要である。
【1級 土木施工管理技士試験】
基礎工 No.12~No.15 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H21 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 直接基礎の施工 | |||||||||
直接基礎の基礎地盤 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
コンクリートで置換え | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
基礎地盤の砂地盤の不陸 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
基礎地盤の岩盤の不陸 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||
基礎の滑動とせん断面 | 〇 | ◎ | ◎ | 1 |
1級2級 電気工事施工管理技士試験のサンプル集の抜粋
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 電気工事施工管理技士試験
【1級 電気工事施工管理技士試験】
感電災害 パワーコンディショナー (安全管理のサンプル解答文)
(1) 危険性を予測した事項と理由
綜合管理ビルのパワーコンディショナーの据付工事期間中は、交流側に充電部がないため、工事施工者がパワーコンディショナー内に自由に出入りしても感電災害の恐れは少なかった。
しかし、パワーコンディショナー実負荷試験期間は、発電所構内が充電状態となるため、作業箇所の誤認や独断作業により、感電発生の危険性が高まるため、感電事故の防止に留意した。
(2) その対策
パワーコンディショナー実負荷試験は、電気主任技術者の事前承認を得た機器のみ実施するものとし、作業箇所の誤認や独断作業による感電災害を防止するように努めた。
①扉鍵を厳正に管理した。
据付工事期間中のパワーコンディショナー扉鍵は、工事施工者が管理し、使用していた。しかし、実負荷試験期間中は、電気主任技術者が扉鍵を管理し「鍵授受簿」により工事施工者に貸与することとした。工事施工者は、貸与された扉鍵のみ使用するものとし、個人持ちの扉鍵は使用厳禁とした。
②作業範囲明示図を作成した。
工事施工者は、「作業日時」「作業内容」「操作する機器名」等を記した作業範囲明示図により、電気主任技術者に承認を得た機器のみ作業を実施することとし、感電災害を防止した。
【1級 電気工事施工管理技士試験】
安全管理 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
感電災害 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
〃 予測事項と理由 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
〃 その対策 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
墜落・飛来落下災害 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
〃 予測事項と理由 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
〃 その対策 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 5 | ||||
新規入場者教育 | 1 |
工程管理 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程管理の問題と理由 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 4 | ||||
〃 その対策 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 4 |
実地試験のサンプル集の抜粋
1級2級 電気工事施工管理技士試験
【2級 電気工事施工管理技士試験】
問題2-1 語句記述 施工管理 サンプル
2電気 実地 H29-2 H27-2 H25-2 H21-2 H18-2
機械工具の取扱い
○工具を使用する場合は、取扱方法、作業の仕方、周囲の状況など十分注意して慎重に作業する。
○工具に合った速さで作業し、指定された用途以外には使用しない。
○電気コードを持って工具を運んだり、コードを引っ張って電源コンセントから抜くなど、コードを乱暴に扱わない。
○クランプや万力を使用し、加工するものを固定して、工具作業を行う。
○無理な姿勢で作業せず、バランスを保ち、工具作業を行う。
○電動工具は、電源プラグをコンセントにさし込む前に、スイッチが切れていることを確認する。
○電動工具を現場に新たに持込む場合は、持込み時に現場にて検査を行い、合格したもののみに持込許可証を貼付けてから使用させる。
○電動工具類は湿気の少ない場所に保管し、定期的に点検し記録を保存する。
問題5 法規 サンプル
2電気 実地 H28-5 H25-5 H23-5 H20-5 H18-5
建設業法 24条の2 下請負人の意見の聴取
元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、作業方法、その他元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは、あらかじめ、下請負人の意見をきかなければならない。
2電気 実地 H29-5 H26-5 H22-5 H20-5 H18-5
建設業法 24条の3-2 下請代金の支払
元請負人は、前払金の支払を受けたときは、下請負人に対して、資材の購入、労働者の募集、その他建設工事の着手に必要な費用を前払金として、支払うよう適切な配慮をしなければならない。
2電気 実地 H27-5 H25-5 H23-5 H20-5 H19-5
建設業法 26条の3-1 主任技術者及び監理技術者の職務等
主任技術者、監理技術者は、工事現場における建設工事を適正に実施するため、建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理、その他の技術上の管理、建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を誠実に行わなければならない。
【2級 電気工事施工管理技士試験】
問題4 施工管理法 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H17 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 送配電設備 | |||||||||
架空送電線のたるみ | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
力率改善 | ◎ | ◎ | 2 | ||||||
配電線路のバランサ | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
送電線のねん架 | 〇 | 1 | |||||||
架空地線 | ◎ | ◎ | 2 | ||||||
鋼心アルミより線(ACSR) | 〇 | 1 |
学科試験のサンプル集の抜粋
2級 電気工事施工管理技士試験
【2級 電気工事施工管理技士試験】
2級電気工事 学科試験 電気工学 No.01~No.12 のサンプル
2電気 学科 R01前-08 H30前-08 H29-08 H25-08 H23-08
汽力発電所の熱効率
再生サイクルを採用する。
節炭器を設置する。
復水器の真空度を高くする。
タービン入口の蒸気の温度と圧力を高くする。
高温高圧の蒸気を採用する。
ボイラの燃焼用空気を排ガスで予熱する。
高圧タービン出口の蒸気を加熱して低圧タービンで使用する。
抽気した蒸気でボイラへの給水を加熱する。
2電気 学科 R01後-12 H30前-12 H28-12 H25-12 H22-12
電気加熱方式
抵抗加熱は、ジュール熱を利用する。
アーク加熱は、電極間に生ずる放電を利用する。
赤外線加熱は、赤外放射エネルギーを利用する。
誘導加熱は、過電流損とヒステリシス損を利用する。
誘電加熱は、交番磁界内において、導電性の物体中に生じるうず電流損や磁性材料に生じるヒステリシス損を利用して加熱する。
誘電加熱は、分子の摩擦熱を利用する。
誘電加熱は、交番電界中に置かれた被加熱物中に生じる誘電損より加熱するものである。誘電加熱の一部であるマイクロ波加熱は、電子レンジなどに利用されている。
2級電気工事 学科試験 電気設備 No.13~No.32 のサンプル
2電気 学科 H30-14 H29-14 H25-14 H23-14 H22-14
変圧器の冷却方式(変電設備)
油入自然循環式
・油入自冷式 … 変圧器内部の絶縁油の自然対流によって、鉄心及び巻線に
発生した熱を外箱に伝え、外箱からの放射と空気の
自然対流により、熱を外気に拡散させる方式。
・油入風冷式 … 油入自冷式の放熱器を送風機に変えて強制的に通風する。
油入強制循環式
・送油自冷式 … 放熱器に絶縁油をポンプにより強制循環させ、
空気の自然対流により、熱を外気に拡散させる。
・送油風冷式 … 冷却管に絶縁油をポンプで強制循環させ、
冷却管を送風機で冷却する。
【2級 電気工事施工管理技士試験】
電気工学 No.01~No.12 | 予想 | R01 後期 |
R01 前期 |
H30 後期 |
H30 前期 |
H29 | H28 | H27 | H26- H22 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇電気理論 | |||||||||
相互インダクタンス | 〇 | 1 | |||||||
相互インダクタンスの値 | 〇 | 〇 | |||||||
合成抵抗 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | ||||
直流回路の起電力 | ◎ | ◎ | 1 | ||||||
単相交流回路の計算 | ◎ | 1 | |||||||
三相交流回路の計算 | 〇 | ||||||||
ホイートストンプリッジ回路 | 〇 | ||||||||
誘導形電力量計の回転数 | 〇 | ◎ | 2 | ||||||
倍率器の抵抗値 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
指示電気計器の記号 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 2 |
1級2級 管工事施工管理技士試験のサンプル集の抜粋
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 管工事施工管理技士試験
【1級 管工事施工管理技士試験】
輻輳作業の取り合い調整 (工程管理/サンプル解答文)
(1) 特に重要と考えた事項
軽飲食店舗を重飲食店舗へ改修する工事で、居抜き物件のため、既存設備の解体及び新規設備工事を既設配管経路を利用しながらの工事となった。
そのため、建築・電気・空調・給排水衛生工事が短期間に集中して調整の必要が生じることになり、全体の工程管理が特に重要な課題であった。
(2) とった措置又は対策
① 作業工程を事前に作成・調整して、発注者の要望を考慮した工程表を作成した。
② 近隣店舗が営業中で、音出しや臭いの発生する工事については時間制限があったため、書面で作業時間の周知徹底を行った。
③ 既設配管経路の扱いについては、調査・確認を行った上で利用するとともに、各業者間での認識を統一するため、工程会議で確認を行った。
④ 工程遅延の可能性がある時には工程会議で対策を検討し、各業者が作業を調整して遅れを取り戻すための対策を実施した。
高所作業時の転落墜落防止 (安全管理/サンプル解答文)
(1) 特に重要と考えた事項
マンション屋上に室外機を搬入する際に玉掛け外し作業で高所作業が発生した。外部足場は撤去され、落下防止の柵は無い。室外機架台は屋上レベルから1,100mm上がっており作業員の墜落・転落災害防止を最重要課題とした。
(2) とった措置又は対策
作業前日に送り出し教育を協力業者の会社で行い、現場の概要と明日の作業ミーティングを行いリスクを抽出した。
前日のリスク抽出から本日の危険予知ミーティングに反映させた。
屋上に落下防止用の親綱をパラペットから持ち出して設置した。
作業員は常時フルハーネスを使用させ親綱に掛けさせることとした。
室外機の玉掛け外しは2500mmと高かったが、脚立作業を禁止し立ち馬を使用することで、脚立上部からの落下防止を行った。
【1級 管工事施工管理技士試験】
出題項目 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程管理 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 8 | |||
安全管理 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | 6 | ||||
試運転調整、自主検査 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 6 | ||||
受入れ検査 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 6 |
【2級 管工事施工管理技士試験】
出題項目 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H13 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程管理 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 8 | ||
品質管理 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 8 | ||
安全管理 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | 8 | |||
出題パターン | ③ | ② | ① | ② | ③ | ② | ③ | ① |
実地試験のサンプル集の抜粋
1級2級 管工事施工管理技士試験
【1級 管工事施工管理技士試験】
1級 実地試験 問題2 空調設備 のサンプル
1管工事 実地 H30-2 H28-2 H26-2 H25-2 H22-2
冷温水管の施工
冷温水配管の熱伸縮
・熱による配管伸縮の対応として、長い直管に、伸縮継手、スイベル継手を設ける。
・冷温水の熱膨張に対する逃し対策として、膨張管、逃がし管などを設ける。
・ローラー付き支持金物や保温材を利用したスリーブ方式の支持とし、配管を直に固定しない。
冷温水配管の吊り、支持
・伸縮する横引き管は、継ぎ足しフックなどを用いて吊る。
・吊りボルトの長さが短い場合は、吊りボルトに過大な曲げ応力がかからないように注意する。
・横走り配管は、吊り用ボルト吊り、形鋼振れ止めで支持する。
・立て管は形鋼振れ止めで支持固定する。
・吊り荷重が集中する個所は、吊り径を検討して選定する。
冷温水配管の勾配、空気抜き
・1/250 以上の配管勾配を確保して、管内の空気溜まりの発生を防止する。
・横走り管は、上り又は下り勾配とし、横走り管の頂部に空気抜き弁などを設ける。
・主管の曲部には、原則として、ベンド管を使用する。
・冷却コイル回り配管は、コイル下から流入し、コイル上部から流出させる。
・配管の勾配は先下がり配管とし、空気抜弁は正圧となる配管頂部に設ける。
【1級 管工事施工管理技士試験】
問題1 設備全般 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 配管 | 1 | ||||||||
単式・複式伸縮管継手の取付け要領図 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||||
液化石油ガス配管の屋内施工要領図 | 〇 | 1 | |||||||
重量機器のアンカーボルトの施工要領図 | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
屋内防水床の貫通部施工要領図 | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
◇ ダクト・換気 | |||||||||
ダクトフランジ押え金具 | 〇 | ||||||||
機器据付け完了後の防振架台 | 〇 | 〇 | |||||||
排気混合チャンバー廻り要領図 | 〇 | 〇 | |||||||
排気ダクトの施工要領 | ◎ | 〇 | |||||||
排煙ダクトの施工要領図 | 〇 | 1 | |||||||
ダクト施工要領図 | 〇 | ◎ | 1 | ||||||
◇ 給水管・排水管 | |||||||||
給水タンクまわり状況図 | 〇 | 〇 | |||||||
床上式タンクにおける揚水ポンプまわりの施工要領 | 〇 | ◎ | ◎ | ||||||
防振基礎に据付ける冷温水ポンプ廻りの配管要領図 | 〇 | 1 | |||||||
器具排水管と排水横枝管の施工要領 | 〇 | ◎ | 1 |
学科試験のサンプル集の抜粋
2級 管工事施工管理技士試験
【2級 管工事施工管理技士試験】
2級管工事 学科試験 原論・電気・建築 No.01~No.06 のサンプル
2管工事 学科 H30前-01 H29-02 H27-02 H25-02 H22-02
空気環境の特性
室内空気中の二酸化炭素の許容濃度は、一酸化炭素より高い。
浮遊粉じん量は、室内空気の汚染度を示す指標の一つである。
揮発性有機化合物(VOCs)は、シックハウス症候群の主要因である。
臭気は、二酸化炭素と同じように空気汚染を知る指標とされている。
二酸化炭素の密度は、空気より大きく、重い。
二酸化炭素は、人体に有害で、空気よりも重い。
一酸化炭素は、無色無臭で、人体に有害な気体である。
ホルムアルデヒドは、内装仕上げ材、家具等から発生する有臭気体である。
PM2.5 は、大気中に浮遊する微小粒子状物質を表し、環境基準が定められている。
2管工事 学科 H30後-03 H29-03 H27-03 H25-03 H22-03
流体の特徴
レイノルズ数は、乱流と層流の判定の目安になる。
レイノルズ数が大きくなると、乱流になる。
ウォータハンマは、液体の粘性が小さい場合に発生しやすい。
ベルヌーイの定理は、流線上にエネルギー保存法則を適用したものである。
毛管現象は、液体の表面張力によるものである。
液体は、気体に比べて圧縮しにくい。
流体の粘性による影響は、流体が接する壁面近くで顕著に現れ、無視できない。
大気圧の1気圧の大きさは、概ね深さ10mの水圧に相当する。
水中における水の圧力は、静止した水面からの深さに比例して高くなる。
圧力計が示すゲージ圧は、絶対圧から大気圧を差し引いた圧力である。
【2級 管工事施工管理技士試験】
空調設備 NO.07~No.14 | 予想 | R01 後期 |
R01 前期 |
H30 後期 |
H30 前期 |
H29 | H28 | H27 | H26- H22 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 空気調和 | |||||||||
空気調和設備の用語の組合せ | 〇 | 〇 | |||||||
空気調和設備の計画 | ◎ | 〇 | |||||||
変風量単一ダクト方式 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 3 | ||||
ダクト併用ファンコイルユニット方式 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 3 | ||||
マルチパッケージ形空気調和機 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 3 | ||||
定風量単一ダクト方式 | 〇 | ◎ | ◎ | 3 | |||||
暖房時の湿り空気線図 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | ||||
空気線図と空気調和システム図 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||||
空気線図と結露 | 〇 | ||||||||
潜熱と顕熱 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 |
熱負荷 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 3 | |
ろ過式エアフィルターのろ材 | 〇 | ◎ | ◎ | 2 | |||||
1級2級 造園施工管理技士試験のサンプル集の抜粋
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 造園施工管理技士試験
【1級 造園施工管理技士試験】
植栽工 (工程管理/サンプル解答文)
⑤ 工事概要
本工事は、緑と水を配した親水性のある公園整備を目的とした、○○公園樹木整備工事であった。6,000m2の親水広場を継続年度で整備し、最終年度は分割工事で高木植栽(100本)、低木植栽(200本)と芝生整備(1000m2)を行った。
(4) 管理項目の課題の内容
経年工事の最終年度ということもあり、張芝工の施工時期が春から夏にずれてしまった。夏場は芝の養生・活着化には不向きな時期であるため、工期短縮を図り、夏前に張芝工を完了させる必要があった。
また、通年型の高規格な生態系親水公園広場の整備を目指す中で、多種で多量な樹木は受入れ時期や植栽時期が異なり、本工事における工程管理上の課題となった。
(5) 現場で実施した処置又は対策
1,000m2という広範囲を短期間で施工するため、通常のソッド規格の切芝ではなく、大型芝(1m×10m)を導入し、機械施工により作業の効率化を図った。これにより6月中に芝張作業を終了させた。芝張の施工期間を短縮し、養生期間を十分に確保し、3週間の散水を行い、根を定着させることができた。
高木、低木の植栽に当たっては、植栽時期による区分を徹底し、春先の植栽が望ましい樹種に関しては工期を前倒し、近隣工区の作業の支障とならないエリアに限定して植栽を行った。高木植栽については、仮置き作業をなくし、調達後に即、施工することで、受入れ後の樹木の養生の手間も減り、工期の短縮につながった。
【2級 造園施工管理技士試験】
植栽工 (品質管理/サンプル解答文)
⑤ 工事概要
本工事は、ニュータウン建設の際に住民の交流の場として利用されるポケットパークの公園樹木整備事業であった。客土・土壌改良工(1,000m3)および、中低木植栽工(低木20本、中木5本)、遊戯施設整備工を実施した。
(4) 管理項目の課題の内容
客土には近隣工区の建設残土を利用する予定であったが、土壌分析の結果、一部の土壌は粘質で排水性が低かったり、有機成分が少なかったりした。そのため、植栽に適した土壌に改良する必要があった。
また、作業期間が冬季であり、植裁時期として適期な樹種ばかりではなかった。このようなことから、植栽後の枯死を防ぐ管理が、本工事の必要管理項目とされた。
(5) 現場で実施した処置又は対策
品質管理のために、現場で実施した対策を以下に示す。
① 冬期は根の成長が停止するため、新たな細根が発生しにくい、このため中木の苗木はあらかじめ根回ししたものを使用した。
② 埋戻土に雪が混じってしまったため、高植えにして余盛りし、少し下がることを見越して植え付けた。
③ 現地発生した客土の土壌調査の結果が不良であったため、土壌改良剤を混入して透水性を確保した。
④ 凍害を防ぐため、幹に対する幹巻き、根本へのマルチングを行った。
⑤ 工期末近くの3月に植栽し,水分を吸収できない状態で低温や寒風にさらされている期間を極力短くした。
以上の結果、良好な品質確保ができ、工事を無事完了することができた。
【1級 造園施工管理技士試験】
出題項目 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程管理 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 9 |
品質管理 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 9 |
実地試験のサンプル集の抜粋
1級2級 造園施工管理技士試験
【1級 造園施工管理技士試験】
1級 実地試験 問題2 造園施工記述 のサンプル
1造園 実地 R01-2 H27-2 H25-2 H23-2 H21-2
丸太と唐竹、支柱の取付
・所定の丸太を適度の傾斜で要所に取り付け、基部は地中に埋込み、所定の留杭と釘止め及び鉄線で綾掛け、割掛けとも3度掛け結束とする。
・支柱の丸太は、防腐処理を施し、末口を上にして、規定どおり打ち込む。
・支柱と樹木との結束部は、樹木に杉皮等を巻付けの上、シュロ細で綾掛け、割掛けとも3本寄り3度掛けして結束する。
・丸太相互の接合部は、天神を釘打ちし、鉄線掛けとする。
・釘打部の結束は、鉄線により綾掛け、割掛けとも3度掛けとし、結び目は必ず下に廻しておかなければならない。
・支柱丸太はすべて、使用前に指定の防腐剤を2回塗とし、十分乾燥して置かなければならない。
・唐竹(真竹)を使用する場合には、竹の先端は節止めとし、結束部には竹に鋸目を入れ縄の遊動を防ぐものとする。
【2級 造園施工管理技士試験】
2級 実地試験 問題3 安全管理 のサンプル
2造園 実地 H28-3 H26-3 H24-3 H23-3 H22-3
クレーンの誘導合図
・移動式クレーンの誘導は、合図者は1人とし、定められた合図で明確に行う。
・合図者は、吊り荷がよく見え、オペレータからもよく見える位置で、かつ作業範囲外の安全な位置で合図を行う。
・やむを得ずオペレータから見えない位置で合図をすることになった際は、無線等で確実に合図が伝わる方法をとる。
・荷を吊る際には、介錯ロープを吊り荷の端部に取り付け、合図者が安全な位置で誘導を行う。
・強風のため作業の実施に危険が予想される時は、作業を中止しなければならない。
・合図は、節度をつけて明瞭に行う。
【2級 造園施工管理技士試験】
問題2 造園施工記述 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H20 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 植付け、養生、剪定、灌水 | |||||||||
掘り取り、植付けの作業手順 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | ||||
植付けの作業 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
植え穴掘りの作業手順と方法 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 2 | |||
植付け時期の確認 | 〇 | 1 | |||||||
マルチングの目的 | 〇 | ◎ | ◎ | 2 | |||||
幹巻きの目的 | 〇 | ◎ | ◎ | ||||||
寒冷紗かけの目的 | 〇 | ◎ | ◎ | 1 |
1級2級 建設機械施工技士試験のサンプル集の抜粋
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記述式A問題 サンプル集の抜粋
1級 建設機械施工技士 実地試験
「工事で使用した主な建設機械」の解答例
◇ トラクタ系 建設機械
ブルドーザ 排出ガス対策型、32t級
土砂の掘削、押土、整地のために使用した。
・掘削押土距離が60m以内で比較的短かったため、運搬距離を考慮してブルド
ーザを選定した。
ブルドーザ 排出ガス対策型、32t級、アングルドーザ装着
道路の片切、盛こぼし作業に使用した。
・操作室から自由に角度を変更出来るパワーアングルドーザを選定した。
ブルドーザ 排出ガス対策型、32t級、リッパ装着
軟岩の掘削、押土の作業に使用した。
・アタッチメントを取付けることで、岩石やコンクリート、アスファルトを
破砕する機能を持つ、リッパ装着のブルドーザを選定した。
・地山の弾性波速度から、リッパビリティを考慮して、リッパ装着のブルド
ーザを選定し、ブルドーザの規格およびリッパの爪数を決定した。
・掘削斜面の最大勾配は25度程度であったため、リッパ装着のブルドーザを
選定し、傾斜面の下り勾配を利用して掘削し運搬するダウンヒルカット工法
を採用した。
記述式B問題 サンプル集の抜粋
1級 建設機械施工技士 実地試験
重要項目集のサンプル/記述式B問題
機械 NO.01~NO.03
1建機記述B R01-機械-02 H29-機械-01 H27-機械-01
H26-機械-01 H25-機械-01
地下埋設物の事故防止対策
・施工に先立ち、埋設物管理者が保管する台帳に基づいて試掘等を行い、埋設物の種類、位置、規格、構造等を目視により確認する。
・試掘で埋設物を確認した場合、その位置等を道路、埋設物管理者に報告する。
・埋設物の深さの管理は、標高によって表示しておく。
・埋設物の予想される位置を、深さ2m程度まで試掘を行い、埋設物の存在が確認されたときは、布掘り、つぼ掘りを行ってこれを露出させる。
・掘削作業は、周囲の地盤のゆるみ、沈下などに十分注意して行う。
・掘削作業は、道路、埋設物管理者と協議し、埋設物の補強、移設の処置を行う。
・露出した埋設物がすでに破損していた場合は、道路管理者、埋設物管理者に連絡し、修理などの処置を求める。
・管理者の不明な埋設物を発見した場合は、埋設物に関する調査を再度行い、当該管理者の立会を求め、安全を確認した後に処置する。
・露出した埋設物には、物件の名称、保安上の必要事項、管理者の連絡先等を記載した標示板を取り付け、工事関係者等に対し注意喚起する。
土木 NO.03 施工管理 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 記述問題 | |||||||||
施工計画立案の検討事項と留意点 | ◎ | ◎ | 〇 | ||||||
工期設定の検討事項と留意点 | 〇 | 〇 | |||||||
現場での事前調査事項 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
地下水位以下の掘削の排水工法 | 〇 | 〇 | |||||||
工程図表の特性 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
横線式工程表の作成 | 〇 | 〇 |
択一式 共通問題 サンプル集の抜粋
2級 建設機械施工技士 学科試験
重要項目集のサンプル/択一式 共通問題
◇ コンクリートの性質と施工
2建機択一 R01前期-03 H30-03 H29-03 H27-04 H25-04
コンクリートの締固め
・締固めにおいて棒状バイブレータは、材料分離の原因となるため、横移動を目的として使用してはならない。
・締固めでの材料分離を抑制するため、内部振動機を用いてコンクリートを横移動させる目的で使用してはならない。
・コンクリートを打ち重ねる場合の締固めでは、上層と下層が一体となるよう、棒状バイブレータを下層のコンクリート中に 10cm 程度、鉛直に挿入して行う。
・硬化が始まったコンクリートは、練り直してはならない。
2建機択一 R01前期-03 H30-03 H29-03 H27-03 H25-04
コンクリートの打込み
・高いところからコンクリートを打ち込む場合には、縦シュートを用いる。
・打込み中に材料分離を生じた場合には、打込みを中断し、材料分離を抑制する。
・打継ぎ面のレイタンスは、新旧のコンクリートの付着力を低下させるため、必ず除去しなければならない。
・水平打継目の施工では、旧コンクリート表面のレイタンスなどを完全に除去し、十分に吸水させ新しいコンクリートを打ち込む。
選択問題 NO.01~No.16 | 予想 | R01 後期 |
R01 前期 |
H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 土工 | |||||||||
地山の掘削作業 | 〇 | ||||||||
掘削工法 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
床掘り掘削 | 〇 | 〇 | |||||||
切土と盛土 | 〇 | ◎ | ◎◎ | ||||||
のり面の小段、排水 | 〇 | ||||||||
のり面の勾配と高さ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
盛土材料 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
盛土の敷きならし | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
盛土の締固め | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
土の運搬計画、配分計画 | 〇 | ||||||||
土量の変化率 | 〇 |
択一式 種別問題(第2種) サンプル集の抜粋
2級 建設機械施工技士 学科試験
重要項目集のサンプル/択一式 種別問題(第2種)
クラムシェルの特徴と用途
・クラムシェルは、深さ 10m以上の開削工事における揚土作業に一般的に使用されるショベル系機械である。
・クラムシェルは、シールドの立坑やオープンケーソンの掘削、水中掘削など、狭い場所で深い掘削のほか、砂や砂利の荷役作業に用いられる。
・機械式クラムシェルは、バケットの重みで土砂にくい込み掘削するもので、くい込んだ土砂をつかみとる力はロープ掛数やバケットタイプにより変わる。
・油圧式クラムシェルは、ビルの根切や地下工事の集積土さらいに用いる。
・ワイヤロープ式クラムシェルは、バケットの重みで土砂を掘削する。
◇ ショベル系建設機械の特徴
2建機第2種 R01後期-02 H30-01 H29-06 H28-03 H25-06
ドラグラインの特徴と用途
・ドラグラインは、機械の設置地盤より低い場所を掘削する機械である。
・ドラグラインは、掘削半径が大きく、リーチより遠い箇所まで掘削できる。
・ドラグラインは、水中掘削も可能で、河川の改修工事、砂利採取に適する。
・ドラグラインは、軟弱地や河川浚渫などの浅く広い範囲の掘削に適する。
◇ 油圧ショベルの構造と機能
2建機第2種 R01後期-06 R01前期-05 H30-03 H28-04 H27-03
油圧ショベルの旋回装置
・一般に油圧ショベルの旋回装置は、インナレースの内側に歯が切ってある。
・旋回装置の、インナレースの内側に歯は、上部旋回体に設けられている油圧モータのピニオンと噛み合う。
・旋回ベアリングは、下部走行体に対し上部旋回体をスムーズに旋回させる。
・旋回装置は、下部走行体に対し上部旋回体をスムーズに旋回させるもので、一般にボールベアリングが用いられる。
・旋回方向の切換えは、コントロールバルブによって旋回油圧モータの回転方向を変えて行う。
・一般に旋回油圧モータは、小形高速モータで、減速機は、平歯車または遊星歯車を用いている。
・センタジョイントは、上部旋回体が旋回しても下部走行体の油圧機器に油を送る作動油配管がよじれないようにする装置である。
・エンジンで駆動されている油圧ポンプの油はコントロールバルブからセンタジョイントを介して下部走行体の油圧モータに送られる。
ショベル系建設機械の施工方法 No.11~No.20 |
予想 | R01 後期 |
R01 前期 |
H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ショベル系建設機械の作業方法 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||
バックホウの掘削作業 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎◎ | 〇 | |||
バックホウの積込み作業 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ ◎◎ |
◎◎ | ◎◎ ◎ |
◎◎ ◎◎ |
バックホウの作業能力、サイクルタイム | 〇 | ◎ | ◎◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎◎ ◎ |
|
バックホウのバケット作業 | 〇 | ◎◎ ◎ |
◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ ◎◎ |
◎◎ ◎ |
◎◎ ◎◎ |
◎◎ ◎◎ |
バックホウのブームとアーム作業 | 〇 | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | 〇 | ||
バックホウのクローラ作業 | 〇 | ◎◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
バックホウの走行モータ作業 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
バックホウの溝掘削 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
バックホウのベンチカット工法 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
1級2級 舗装施工管理技術者試験のサンプル集の抜粋
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経験記述のサンプル集の抜粋
1級2級 舗装施工管理技術者試験
【1級 舗装施工管理技術者試験】
サンプル解答文/工程管理
(4)-① 留意した施工管理項目の課題
本工事は、交通量の多い県道〇〇線において、ひび割れ、わだち掘れ等が生じている舗装版を撤去し、上層路盤と表層を打換える、施工延長400mの補修工事であった。片側交互通行での施工であったが、G.Wの混雑を避けるために、発注者からは4月下旬までに付帯工事を除き、表層工までを完了するように要求されていた。
雨天時の工事中止等を考慮すると、工期が間に合わない可能性があり、施工効率の悪い舗装版撤去工、路盤撤去工における工程短縮が、本工事の課題となった。
(4)-② 現場で実施した対策
舗装版撤去工、路盤撤去工における工程短縮のため、次の対策を実施した。
① 舗装版撤去工・路盤撤去工の使用機械をバックホウから切削機に変更した。これにより、切削された発生材をベルトコンベアーによりダンプトラックに直接積込むことができ、施工効率が向上した。過去の施工実績で施工延長が120m~150m/日となっており、本工事での実稼働日数は施工延長400mで4日であった。バックホウでの平均的な施工実績50m/日と比較して、4日以上の短縮が可能となったと考えられる。
② 縦断方向の5cmの段差のスリツケをアスファルト合材で行う手順だったが、予め反対車線に切削スリツケをし、アスファルト合材によるスリツケの手順を省略した。
(4)-③ 得られた結果
以上の対策で、舗装版・路盤撤去工で4日、既設路盤整正・転圧と上層路盤工でも工程見直しにより2日、計6日間の工程短縮を図ることができた。付帯工事を含めてもG.W.前に施工を終了することができ、作業員もG.W.期間中に休暇を取得できた。
サンプル解答文/品質管理
(4)-① 留意した施工管理項目の課題
本工事は、凍上により破損した山間道路のアスファルト舗装版を、復旧する工事であった。施工量は、凍上抑制層600mmの置換(下層路盤300mm+上層路盤150mm)とアスファルト舗装(表層4cm+基層4cm)を新設する内容であった。
表層の施工時期は、厳寒期である1月下旬となり、外気温が5℃以下となること、アスファルトプラントからの運搬時間が80分という条件から、アスファルト混合物の温度管理が、本工事の品質管理上の最重要課題であった。
(4)-② 現場で実施した対策
アスファルト混合物の温度管理において、留意した点は次の通りであった。
① 運搬時間が80分であったため、通常の荷姿ではアスファルト温度低下-20℃前後となるため荷台の養生シートを2枚重ねとし、その上に耐熱ビニルシートを掛けることにより、-15℃以内で管理することができた。
② タックコートには高濃度乳剤(アスファルト含有成分65%)を使用することとした。また、乳剤温度を60℃まで上げて散布する計画とした。
③ アスファルト敷均し時の温度は130℃以上を確保した。現場到着温度を150℃前後に設定するため、プラント出荷時の温度を通常時よりも高い165℃以上180℃未満に設定して出荷した。
(4)-③ 得られた結果
上記の対策により、基層・表層ともに敷均し温度140℃前後を確保でき、初期転圧時温度を120℃前後で施工ができた。施工面積を区画することで合材量を管理し、締め固め度96.5%以上の平均値を満足して工事は完了した。
【2級 舗装施工管理技術者試験】
サンプル解答文/工程管理
(4)-① 留意した施工管理上の課題
本工事は、交通量の多い県道〇〇線の舗装版を撤去し、上層路盤と表層を打換える、施工延長400mの補修工事であった。
G.Wの混雑を避け、4月下旬までに表層工を完了させるため、舗装版撤去工、路盤撤去工における工程短縮が、本工事の課題となった。
(4)-② 現場で実施した対策
舗装版撤去工、路盤撤去工の工程短縮のため、次の対策を実施した。
① 撤去に使用する機械をバックホウから切削機に変更し、切削後の発生材をベルトコンベアーでダンプトラックに直接積込み、施工効率を向上させた。実稼働日数は施工延長400mで4日であり、バックホウでの平均的な施工実績50m/日と比較して、4日以上の短縮が可能となった。
② 縦断方向の5cmの段差のスリツケをアスファルト合材から反対車線の切削スリツケに変更し、アスファルト合材によるスリツケの手順を省略した。
経験記述の部品集 サンプル集の抜粋
1級2級 舗装施工管理技術者試験
部品集のサンプル/品質管理
【留意した施工管理項目の課題】
〇軟弱地盤上の傾斜地の盛土では、盛土材・搬入条件・雨水処理の問題点を解決し、盛土の品質を確保する施工方法が、技術的に重要な課題であった
〇表層工が最も気温が低い時期であったため、加熱アスファルトコンクリートの搬入から転圧までの作業中、合材温度の低下を防止し、温度管理を適切に行うことが品質確保上の技術的課題となった
〇最高気温も10℃を下回る日が多い冬季の工事では、アスファルト合材温度のバラツキによる締固め度不足が懸念され、合材温度と転圧管理が品質管理上の課題であった
【検討した理由と内容】
〇設計CBRを確保できない盛土材のため、支持力を改善する盛土材の選定
〇路床の計画高さ、残土処分地や良質土の有無
〇地山と盛土の接合部の完成後に生じる段違い、舗装亀裂発生防止のため、盛土接合部の段切り処理と、雨水を盛土内に浸透させない排水処理
〇搬入路として使用される路床の支持力低下を防止する方法
〇現場での荷下ろし時点の温度は、プラントから現場荷下ろしまでの時間が影響するため、運搬経路を見直し所要時間の短縮の可能性
〇運搬中に保温性能を向上させるため、アスファルト合材運搬時に使用する保温シートの枚数増加の可能性
〇運搬車両の待機時間を極力短くするため、現場での進捗状況に応じて、プラントから出発するタイミングの指示の可能性
〇混合物運搬中の品質を確保する、プラントからの搬入経路、搬入時間帯
【現場で実施した対策】
〇当初予定の盛土材の粘性土では、設計CBR12を確保できないため、砕石混じりの粘性土で盛土を行った
〇地山と接続部の表土の除去後、段切り高さ50cmで施工し、勾配1:4のすり付けを設け、盛土と地山の接合を良好にした
〇搬入路をレキ質土で形成し、路体のこね返しによる支持力低下を防止した
〇雨水の進入防止のため、釜場を作り水中ポンプを設置して排水した
〇最も所要時間が短い運搬経路を確認し、作成した運搬経路図を運転手全員に渡し、設定経路を厳守させた
〇運搬時の保温シートは全車両で帆布三枚重ねとし、温度低下を抑制した
〇舗設時には、車両の積荷が6割程度荷下ろしされた時点で、待機の運転手に出発を指示し、現場待機時間をなくした
クレーン・デリック運転士免許試験のサンプル集の抜粋
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択一式問題のサンプルの抜粋
クレーン・デリック運転士免許試験
◇ クレーンの用語
R01下期-08 H30下期-10 H29下期-10 H29上期-10 H28下期-10
傾斜角
・ブームの傾斜角とは、ブームの中心線と水平面とのなす角をいう。
・ジブの傾斜角とは、ジブクレーンのジブの基準線と水平線との角をいう。
・作業半径が大きくなると、傾斜角は小さくなる。
R01下期-08 H31上期-01 H30下期-10 H29上期-01 H28下期-01
定格荷重、定格速度
・定格荷重とは、デリックの構造及び材料並びにブームの傾斜角に応じて負荷させることができる最大の荷重から、フックなどのつり具分を差し引いた荷重をいう。
・定格速度とは、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、巻上げ、旋回などの作動を行う場合のそれぞれの最高の速度をいう。
◇ クレーンの種類、形式、用途
R01下期-01 H31上期-02 H30下期-02 H29上期-03 H28下期-03
天井クレーンの種類
・天井クレーンのサドルは、クレーンガーダを支え、クレーン全体を走行させる車輪を備えた構造物である。
・天井クレーンの一電動機式走行装置は、ガーターの上に電動機と減速装置を備え、 軸によって両側の走行車輪を駆動する。
・クラブトロリ式天井クレーンとは、巻上装置及び横行装置を備えたクラブがガーダ上を移動する形式のクレーンである。
H31上期-02 H30下期-01 H29下期-01 H29上期-02 H28下期-01
橋形クレーンの種類
・橋形クレーン脚部は剛脚と揺脚があり、ボックス構造やパイプ構造が多い。
・橋形クレーンの脚部には、剛脚はクレーンガーダに作用する水平力に耐える構造であり、揺脚は、クレーンガーダとピンヒンジで接合されている。
・橋形クレーンとは、ガーダに脚部を設けたクレーンで、一般に地上又は床上に設けたレール上を移動するが、作業範囲を広げるため、走行レールの外側にカンチレバーを設けたものもある。
◇ 力学に関する計算問題
R01下期-40 H30下期-40 H29下期-40 H28下期-40
組合せ滑車の引張荷重の計算
組合せ滑車をで質量 300kg の荷をつるとき、支えるために必要な力Fを求める。
ただし、重力の加速度は 9.8m/s2 とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。
〔設問で与えられる数値〕
荷の質量 M = 300 kg
荷の数 n = 1 個
重力加速度 g = 9.8m/s2
動滑車の数 N = 3 個
〔解答計算〕
荷の引張荷重 F = ( 荷の質量 × 荷の数 × 重力加速度 ) / 2^(動滑車の数)
= ( M × n × g ) / 2^(3)
= ( 300 × 1 × 9.8 ) / 8
= 368 N
問01~問10 クレーンに関する知識 |
予想 | R01 下期 |
H31 上期 |
H30 下期 |
H30 上期 |
H29 下期 |
H29 上期 |
H28 下期 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ クレーンの給油と点検 | |||||||||
ワイヤロープの点検 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
減速機箱の点検 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
軸受へのグリースの給油 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
グリースカップ式の給油 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
給油装置の給油 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
◇ デリックの取扱、操作 | |||||||||
ならし運転 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
ウインチを用いるデリック | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
旋回するブームを有するデリック | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
巻過防止装置を備えていないデリック | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
ワイヤロープの乱巻き | ◎ | 〇 | |||||||
ワイヤロープの重ね巻き | ◎ | 〇 | |||||||
巻下げの操作 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
荷の水平移動、横引き、斜め吊り | ◎ | 〇 | |||||||
問21~問30 原動機及び電気に関する知識 |
予想 | R01 下期 |
H31 上期 |
H30 下期 |
H30 上期 |
H29 下期 |
H29 上期 |
H28 下期 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 電動機の制御 | |||||||||
直接制御 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||
間接制御 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |
半間接制御 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |
ゼロノッチインターロック | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
コースチングノッチ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
技術士第一次試験のサンプル集の抜粋
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問題1 基礎科目 サンプル集の抜粋
技術士第一次試験
(1) 設計・計画
◇ システム設計
1技術士 1基礎 H30-1 H28-1 H26-1 H25-1 H23-1
アローダイアグラム
設計開発プロジェクトのアローダイアグラムが下図のように作成された。ただし、図中の矢印のうち、実線は要素作業を表し、実線に添えた p や a1 などは要素作業名を意味し、同じく数値はその要素作業の作業日数を表す。
また、破線はダミー作業を表し、◯内の数字は状態番号を意味する。
このとき、設計開発プロジェクトの遂行において、工期を遅れさせないために、特に重点的に進捗状況管理を行うべき要素作業群を求める。
◇ 材料特性
1技術士 1基礎 H30-4 H27-4 H24-4 H23-4 H20-4
金属の変形や破壊
・金属の塑性は、自由電子が存在するために原子の移動が比較的容易で、また、移動後も結合が切れないことによるものである。
・結晶粒径が小さくなるほど、金属の降伏応力は大きくなる。
・多くの金属は室温下では変形が進むにつれて格子欠陥が増加し、加工硬化する。
・疲労破壊とは、繰返し負荷によって引き起こされる破壊のことである。
・原子間の結合の強さから予想されるアルミナの理論強度は数十GPaに及ぶが、実際の焼結体の強度は欠陥の存在のため、それよりもはるかに小さい。
・破壊力学の進歩のきっかけとなったリバティ船の沈没、ジェット旅客機コメット号の墜落は、溶接部の脆性破壊、窓の角からの疲労破壊が原因とされている。
問題1 基礎科目 | 予想 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 | H23-H13 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(1) 設計・計画 | |||||||||
バリアフリー・ユニバーサルデザイン | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
エンジニアリングデザインの原理・原則 | 〇 | 〇 | |||||||
製造物責任法 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||||
安全係数 | ◎ | 1 | |||||||
材料の機械的特性 | 〇 | 〇 | |||||||
製作図作成の基本事項 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
材料の強度 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
引張り荷重の作用と設計 | 〇 | 〇 | |||||||
構造物の安全性の照査 | 〇 | ||||||||
品質要素の重要度 | 〇 | ||||||||
問題2 適性科目 サンプル集の抜粋
技術士第一次試験
◇ 職場倫理
1技術士 適性 H30-04 H29-04 H27-11 H26-05 H25-032
職場のハラスメント
職場におけるハラスメントは、労働者の個人としての尊厳を不当に傷つけるとともに、労働者の就業環境を悪化させ、能力の発揮を妨げ、また、企業にとっても、職場秩序や業務の遂行を阻害し、社会的評価に影響を与える問題である。
ハラスメントであるか否かについては、被害者の主観によって判断されるため、相手からの意思表示ない場合でもハラスメントになり得る。
職場の同僚の前で、上司が部下の失敗に対し、「ばか」、「のろま」などの言葉を用いて大声で叱責する行為は、本人はもとより職場全体のハラスメントとなり得る。
職場で、受け止め方によっては不満を感じる指示や注意・指導があったとしても、これらが業務の適正な範囲で行わる場合には、ハラスメントにはならない。
ハラスメントの行為者となり得るのは、事業主、上司、同僚に限らず、取引先、顧客、患者及び教育機関における教員・学生等である。
上司が、長時間労働をしている妊婦に対して、「妊婦には長時間労働は負担が大きいだろうから、業務分担の見直しを行い、あなたの業務量を減らそうと思うがどうか」と相談する行為はハラスメントには該当しない。
職場のハラスメントにおいて、「職場内の優位性」とは職務上の地位などの「人間関係による優位性」を対象とし、「専門知識による優位性」も含まれる。
部下の性的指向(恋愛・性愛がいずれの性別を対象にするかをいう)又は性自認(性別に関する自己意識)を話題にして指導する行為は、ハラスメントになり得る。
職場内の優位性としては、上司から部下に対しての行為だけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して行われるなどの様々な職務上の地位や人間関係の優位性が含まれ、これを背景としてハラスメントが行われる。
職場のパワーハラスメントには、身体的な攻撃、精神的な攻撃、人間関係からの切り離し、過大な要求、過小な要求、個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)などがある。
隔離・仲間外し・無視などの人間関係からの切り離しは、原則としてパワーハラスメントとみなされる。
「業務の適正な範囲」内の指示や注意・指導であれば、個人が不満に感じた場合であってもパワーハラスメントにはならない。
業務における過大な要求や過小な要求、あるいは個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)については、パワーハラスメントとみなされることがある。
問題2 適性科目 | 予想 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 技術士法 第4章 | |||||||||
第45条 技術士等の秘密保持義務 。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
規定照合:技術士等の秘密保持義務(第45条)。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
第45条の2 技術士等の公益確保の責務 。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
規定照合:技術士等の公益確保の責務(第45条の2)。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇〇 | ||||
第46条 技術士の名称表示の場合の義務 。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||
規定照合:技術士の名称表示の場合の義務(第46条)。 | 〇 | 〇 | |||||||
◇ リスク管理 | |||||||||
リスクアセスメントの規定 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
リスクアセスメントによる安全対策 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
リスク低減対策 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
問題3専門 建設部門 サンプル集の抜粋
技術士第一次試験
◇ 土の基本的な性質
1技術士 3専門 建設 H30-01 H30-01 H28-01 H26-01 H24-01
H24-02
間隙比と間隙率
・土の全体積に対する間隙の体積の比を、間隙率と呼ぶ。
・間隙比eと間隙率nの関係は、n=e/(1+e) ×100 (%) である。
・間隙比eは、土粒子密度ρs と乾燥密度ρd を用い、e=ρs/ρd -1 と求める。
1技術士 3専門 建設 H30-02 H26-02 H24-05
透水試験
・土の透水係数を求める方法には室内透水試験と現場透水試験がある。
・土の室内透水試験には、定水位透水試験と変水位透水試験がある。
・定水位透水試験は、透水係数が10^(-2)~10^(-3)m/s程度の透水性の大きい砂質土に適用される。
・変水位透水試験は、透水係数が10^(-3)~10^(-6)m/s程度の透水性の比較的小さい細砂やシルト質土に適用される。
・1本のボーリング孔や井戸を利用して地盤の透水係数を求めることを目的とした原位置透水試験を、単孔式透水試験という。
◇ 水理計算、水理解析
1技術士 3専門 建設 H30-17 H29-19 H27-19 H26-16 H25-16
H24-16 H24-17
単一管路のピエゾ水頭
・ピエゾ水頭は、位置水頭と圧力水頭の和である。
・ピエゾ水頭や全水頭の高さは、管路の傾きとは無関係である。
1技術士 3専門 建設 H30-18 H28-19 H27-18 H26-15 H24-15
開水路の流れとフルード数
・フルード数が1より小さい場合は、流速が波の進行速度より小さい常流となる。
・フルード数が1より大きい場合は、流速が波の進行速度より大きい射流となる。
・フルード数が1の場合は、限界流になる。
3専門 建設部門 | 予想 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ コンクリート | |||||||||
コンクリートの強度1 | 〇 | ||||||||
コンクリートの強度2 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
コンクリートの性質1 | ◎ | 〇 | |||||||
コンクリートの性質2 | 〇 | 〇 | |||||||
水セメント比 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |||
コンクリートの劣化現象 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
セメントの種類と選定 | 〇 | ||||||||
ポルトランドセメント | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
高炉セメント | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
プレストレストコンクリート | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
鉄筋コンクリート | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
問題3専門 機械部門 サンプル集の抜粋
技術士第一次試験
◇ 制御と伝達関数
1技術士 3専門 機械 H27-12 H26-12 H25-12 H24-12 H22-14
ブロック図の等価変換
次の(ア)~(ク)のブロック線図のうち、等価な組合せを求める。
解答:
・(ア)のブロック図を等価変換すれば、(キ)となる。
・(イ)のブロック図を等価変換すれば、(ク)となる。
・(ウ)のブロック図を等価変換すれば、(オ)となる。
・(エ)のブロック図を等価変換すれば、(カ)となる。
等価な組合せは、(ア)と(キ)、(イ)と(ク)、(ウ)と(オ)、(エ)と(カ)
1技術士 3専門 機械 H29-14 H27-11 H26-13 H24-12 H23-18
H21-14 H20-19
ブロック線図間の伝達関数
ブロック線図の入力 X と出力 Y の間の伝達関数として、最も適切なものを求める。
解答:
G1とH1及びG2間の伝達関数は、G1G2/(1+G1H1) である。
この伝達関数と、H2間の伝達関数は、
(G1G2/(1+G1H1))/(1+G1G2/(1+G1H1))=G1G2/(1+H1G1+H2G1G2)
XYの間の伝達関数は、G1・G2/(1+H1・G1+H2・G1・G2) である。
問題3 専門 機械 | 予想 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 | H23-H13 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 機械力学 | |||||||||
横振動梁の支持条件 | ◎ | ◎ | 1 | ||||||
横振動梁の境界条件 | 〇 | ◎ | ◎ | 2 | |||||
1自由度振動系の周波数応答線図 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
2自由度振動系の2つの固有角振動数 | 〇 | ◎ | ◎ | 1 | |||||
並進振動と回転振動の固有角振動数 | ◎ | 1 | |||||||
滑車のおもりが落下する加速度 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
組合せて使用する等価ばね定数 | 〇 | ||||||||
微小振動と固有角振動数 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 |
RCCM試験のサンプル集の抜粋
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問題1 業務経験論文のサンプル集の抜粋
RCCM試験
業務経験論文のサンプル/道路部門
〔経験業務 その1〕
・・・・・(中略)
〔経験業務 その2〕
・・・・・(中略)
〔経験業務 その3〕
(1-1)業務の名称
県道C線道路改良詳細設計業務(交通安全) (A県C市)
(1-2)発注者名
A県C地方土木整備事務所
(1-3)履行期間
平成26年5月~平成27年3月
(2)業務の目的
業務区間は全長約3km、現況全幅約7.0mの生活道路である。児童の通学路となっており、積雪が1m以上となる地域であるが、歩道が未整備であった。児童の安全確保のため、歩道設置計画と道路線形改良を行った。
(3)業務の内容
道路のどちら側に歩道を設置するかという点で地元意見が分かれていた。まずは両方のケースで概略検討を行い、歩道の利用性、必要となる移転補償物件、経済性等、各ケースの得失点を比較整理した。これをもとに、地元住民への概略案を説明し、地域の合意形成を行った。
(4)あなたの果たした役割
設計担当者として、土地利用状況、通学ルート等を踏まえ歩道設置計画を検討した。歩道設置に伴う道路拡幅で必要となる移転補償物件、用地買収の関係地権者が多いため、地域の合意形成を効率的に図るように業務を遂行した。
2.
(2)技術上の問題点とその対応
歩道整備事業は地元の総意であったが、道路のどちら側に設置するかで意見が分かれていた。まずは両ケースの概略検討を行い、それぞれの得失点を分かりやすく整理することが地域の合意形成において不可欠であった。
概略検討においては、現道の路肩幅員に余裕がある区間を有効活用した線形改良により、補償物件・用地買収面積を最小限に抑えることを基本方針とし、下記の点を整理・検討した。
①住宅街の分布状況と歩道整備後の通学ルート
②横断歩道が必要となる箇所と走行車両の視距
③必要となる移転舗装物件の数、及び概算補償費
④用地買収面積、及び関係地権者
⑤橋梁拡幅、法面対策工が必要となる箇所の概略検討
⑥年度予算予定と概算工事費を踏まえた工区割り
両ケースの検討結果を拡大平面図に分かりやすく表記することにより、地元住民が理解しやすい説明資料を作成した。また、地元説明会では航空写真やGoogleストリートビューなどのITツールを活用し、計画説明、質疑応答を視覚的に容易に理解できるようにした。
(3)業務の実施上の問題点とその対応
業務数量は全長3kmの歩道設置計画の概略設計と、1kmの詳細設計であったが、業務期間は10ケ月と短かった。また、事業予算の年度期限があったため、業務期間の延長は不可能であり、早期の合意形成が問題となった。
工期内の業務完了のために、業務計画の立案段階において、最初の3ケ月で概略案検討・地元合意形成をマイルストーンとした。そのために、下記の対応を施した。
①現地調査班を3つに分担し、「現道状況・交通量状況」、「土地利用状況、地元聞き取り調査」、「影響が予想される地権者情報」を同時進行で行った。
②上記の現地調査と並行して、「道路台帳を図面ベースとした概略線形検討」の準備作業を行い、現地調査結果を1枚の平面図に取り込むことにより、概略検討が効率的に行える環境を整えた。
③支障物件の移転や用地取得が特に困難と予想される箇所の整理結果を早期に発注者と協議し、発注者の対応方針検討、線形改良の基本方針の検討を効率的に行えるようにした。
(4)上記(2)(3)の対応について、現時点での評価
本業務のように計画延長が非常に長い道路設計業務については、地元住民の合意形成をスムーズに行うことが業務遂行の重要課題となる。そのため、今回のように業務計画の立案段階で、「効率的かつ総合的に現地情報を把握する体制」を整えたことは、概略検討の迅速化、コントロールポイントの見落とし防止に繋がり、業務の工程管理におけるキーポイントとして評価できる。
また、地元説明に際してのITツールの活用は、普段図面を見慣れていない一般市民にとって、「視覚的に容易に計画や問題点を理解できる」という点において非常に有利である。以降の業務においても、地元説明会で積極的に利用している。今後は3次元CAD、ドローン画像・映像、3Dスキャナなども利用して、発注者協議も含めて、より視覚的に分かりやすいプレゼンテーションを行うことを積極的に取り組みたいと考えている。
- 以 上 -
問題2 一般知識、法制度 サンプル集の抜粋
RCCM試験 これだけ択一集
◇ 公共工事の品質確保の促進に関する法律
RCCM2 H30-12 H29-12 H26-11 H26-12 H25-11
H24-12
品質確保の発注者責務
〔公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律〕
・発注者は、公共工事の品質確保の担い手の中長期的な育成及び確保に配慮しつつ、仕様書、設計書及び予定価格の作成を適切に実施しなければならない。
・発注者は、適正な利潤を確保することができるよう、経済社会情勢の変化を勘案し、市場における労務、資材等の取引価格、施工の実態等を的確に反映した予定価格を適正に定めなければならない。
・発注者は、入札不調若しくは落札者がいなかった場合、入札者の見積書を徴収後、適正な予定価格を設定し、速やかに入札契約を締結するよう努めなければならない。
・発注者は、高度な技術又は優れた工夫を含む技術提案を求めたときは、契約内容を踏まえ、予定価格を定めることができる。
・発注者は、公共工事の品質が確保されるよう、仕様書及び設計書の作成、予定価格の作成、入札及び契約の方法、契約相手の決定を適切に実施しなければならない。
・受注者は、契約された公共工事を適正に実施し、下請契約を締結するときには、適正な額の請負代金での下請契約の締結に努めなければならない。
・発注者は、その請負代金の額によっては公共工事の適正な施工が通常見込まれない契約の締結を防止(ダンピング防止)するため、最低制限価格の設定等その他の必要な措置を講じなければならない。
・発注者は、競争に参加する者に対し技術提案を求めて落札者を決定する場合には、あらかじめその目的と評価の方法を公表するとともに、評価の後にその結果を公表しなければならない。
・発注者は、競争参加者から技術提案を求めるよう努力し、中立・公正な審査・評価が行われるよう必要な措置を講じて、これを適切に審査・評価しなければならない。
・発注者は、競争に参加する者について、熟練技術者、資格の保有状況、工事の実施体制を審査し、公共工事の契約に評価するよう努めなければならない。
・発注者は、施工状況の評価の標準化やデータベース整備・更新等の措置を講ずること、他の発注者との情報交換等により連携を図るように努めなければならない。
・受注者は、契約された公共工事を適切に実施するとともに、そのために必要な技術能力の向上に努めなければならない。
・発注者は、発注関係事務を適切に実施するために必要な職員の配置、その他の体制の整備に務めなければならない。
・・・・・(中略)
問題2 一般知識 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H24 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◇ 入札方式、発注方式 | |||||||||
プロポーザル方式、総合評価落札方式の発注方式 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
プロポーザル方式、総合評価落札方式の評価 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 1 |
技術提案書の必要記載事項(標準プロポーザル方式) | 〇 | ||||||||
◇ 公共土木設計業務等標準委託契約約款 | |||||||||
再委託 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
貸与品 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
業務委託料の構成 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 1 |
著作物、著作権の譲渡 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
管理技術者 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
調査職員の有する権限 | ◎ | ◎ | 1 | ||||||
解除権の行使 | ◎ | ◎ | 1 |
問題3 管理技術力のサンプル集の抜粋
RCCM試験
安全な国土づくり(防災・減災)のサンプル文
1.安全な国土づくりに向けた現状と課題
(1) 防災・減災の現状
わが国は、毎年のように地震、津波、水害・土砂災害等の自然災害が発生している。また、今後も、気候変動により水災害がさらに頻発化・激甚化することや、南海トラフ巨大地震・首都直下地震等の巨大地震の発生等(新たなステージ)も懸念される。
・・・・・(中略)
自然災害を、発生前に的確に予測してそれを防御することは、現在および近い将来の技術ではできないが、最新科学技術を活用することにより、災害・被災状況等をリアルタイムでモニター、精度の高い情報を提供し、適切に対応する仕組みを開発することが急務となっている。
また、「新たなステージに対応した防災・減災のあり方」として、比較的頻度が低く甚大な被害を及ぼす巨大災害に対しては、ソフト対策に重点をおいて対応することが示されたが、タイムラインの策定も試行段階であり、これらソフト対策の充実が求められる。
(2) 防災・減災の課題
① 最新科学技術の最大限活用と情報共有の課題
災害対応に万全はなく、特にリアルタイムでの被害情報把握やその共有は十分に実現しているとは言いがたいため、最新科学技術を最大限に活用し、官民挙げて災害情報をリアルタイムで共有する仕組みの構築、災害発生後の即時被害推定の実現、さらに、災害関連情報の国民への迅速・的確な配信が課題となっている。
② 適切な施策の組合せ、効率的な施策の推進の課題
防災・減災等に資する各種取組については、いまだ道半ばの段階にあるものが多い。これまでの想定を超える災害を経験し、実施主体の能力や財源に限りがあることを踏まえると、人命を守る、被害を最小限にする、重要施設が致命傷を負わない、早期に復旧復興を行うため、また、できるだけ早期に高水準なものとするためには、施策の重点化を図りつつ、ハード整備とソフト対策を適切に組み合わせていく必要がある。
・・・・・(中略)
出題内容 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H17 |
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維持管理と長寿命化 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
建設コンサルタントの 人材確保と働き方改革 |
〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
安全な国土づくり/ 防災・減災 |
〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
倫理とコンプライアンス | △ | ◎ | ◎ | 3 | |||||
設計成果の品質向上 | 〇 | 〇 | ◎ | 3 | |||||
コンパクトシティの推進 | △ | 〇 | |||||||
ICTの活用と技術開発 | △ | ◎ | 〇 | ||||||
発注方式 | ◎ | 3 | |||||||
問題4-1 基礎技術問題 サンプル集の抜粋
RCCM試験 これだけ択一集
◇ 構造力学
RCCM4-1 H30-05 H27-05 H26-05 H24-05
断面二次モーメント:矩形断面
矩形断面における中立軸(X-X)廻りの断面二次モーメントIを求める。
・円形断面は4乗、矩形断面は3乗となる。
断面二次モーメントI = bh^3/12 = 6×10^3/12 = 500 m4
◇ 土質基礎
RCCM4-1 H29-11 H28-09 H26-09 H24-09
主働土圧
抗土圧構造物が背面地盤から離れる方向に変位するとき、背面地盤の土圧は減少し一定値に落ち着くが、このときの土圧は、主働土圧である。
・主働土圧は、背面地盤が壁体を前方へ押し出しながら(離れる方向に変位しながら)塑性状態に達した時の土圧である。
次のものは、該当しない。
・受動土圧は、背面地盤が壁体によって押込まれながら(離れる方向に変位しない)塑性状態に達した時の土圧である。
・静止土圧は、土に接する壁体が地盤内に地盤を乱すことなく、変位させずに設置されたときの土圧である。主働土圧と受働土圧の間に位置する。
・鉛直土圧は、土圧の鉛直成分である。
問題4-1 基礎技術 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H24 |
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◇ 鋼構造コンクリート | |||||||||
プレストレストコンクリート | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
PCの略称 | 〇 | 〇 | |||||||
鋼材記号(JIS規格) | ◎ | ◎ | 1 | ||||||
鉄筋記号(JIS規格) | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
鋼材の性質 | 〇 | 〇 | |||||||
鉄筋コンクリートの計算 | ◎ | 〇 | |||||||
RC梁のスターラップの役目 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
鉄筋コンクリート構造物の耐久性 | ◎ | 〇 | |||||||
鉄筋コンクリートの性質 | ◎ | 〇 |
問題4-2 専門技術 道路 サンプル集の抜粋
RCCM試験 これだけ択一集
◇ 道路の区分
RCCM4-2道路 H30-13 H30-18 H27-17 H25-11 H25-12
道路の区分
・道路の区分は、道路の種類、計画交通量、道路の存する地域および地形状況から定まるもので、自動車の交通機能を中心に考えて定めたものである。
・歩行者や自転車の交通機能は自動車とは別に考えるべきものであり、また空間機能も自動車の交通機能とは直接関係ない。
・普通道路とは、道路構造令第 4 条に規定する小型自動車、普通自動車、セミトレーラ連結車の通行の用に供することを目的とする道路であり、通行機能、アクセス機能など一般的な機能を有する道路である。
・小型道路とは、設計車両を道路構造令第4条に規定する小型自動車等のみの通行の用に供することを目的とする道路であり、主に通行機能を考慮した道路である。
・小型道路は、普通道路の整備が困難な場所で、自動車が沿道へアクセスする機能を持つ必要がない道路である。
・車道部とは、車道、中央帯、軌道敷、交通島、路肩(街渠を含む)の全部または一部からなる道路の部分をいう。
・側道とは、高速自動車国道または自動車専用道路に並行して、沿道の利便のために設けられる道路をいう。
・道路の区分は、高速自動車国道および自動車専用道路とそれ以外の道路の別、道路の存する地域、地形の状況および計画交通量に応じて、区分される。
・第1種の道路、地方部に存する自動車専用道路で、級別の区分は、第1級、第2級、第3級、第4級の4種類である。
・第2種の道路は、都市部に存する自動車専用道路で、級別の区分は、第1級、第2級の2種類である。
・第2種第1級の道路は、高速自動車国道と、大都市の都心部以外の地区の高速自動車国道以外の道路である。
・第2種第2級の道路は、大都市の都心部の高速自動車国道以外の道路である。
・第3種の道路は、地方部に存する道路で、級別の区分は、第1級、第2級、第3級、第4級、第 5級の 5 種類である。
・第4種の道路は、都市部に存する道路で、級別の区分は、第1級、第2級、第3級、第4級の 4 種類である。
4-2 専門 道路 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H24 |
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◇ 車線 | |||||||||
車線の分類 | 〇 | ◎◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
付加追越車線 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
付加車線 | 〇 | ||||||||
登坂車線 | 〇 | ◎ | ◎ | 1 | |||||
往復分離の2車線構造 | 〇 | 〇 | |||||||
車線の幅員 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||
◇ 線形 | |||||||||
道路の平面線形 | 〇 | ◎ | ◎◎ | ◎ | ◎◎ | 1 | |||
道路の縦断線形 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
平面線形と縦断線形 | 〇 | ◎ | ◎◎ | 〇 | |||||
曲線部の拡幅 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
片勾配 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
住宅地の道路構造 | 〇 | ||||||||
クロソイドの設計 | 〇 | 〇 | |||||||
問題4-2 専門技術 河川砂防 サンプル集の抜粋
RCCM試験 これだけ択一集
◇ 河道の計画
RCCM4-2河川 H30-07 H29-07 H27-05 H26-02 H24-05
河道の平面、縦横断形
〔平面形〕
・改修を必要とする計画区間において、現河道の平面形を中心にして、治水・利水・環境についての目指すべき方向性を踏まえ平面形の設定を行う。
〔縦断形〕
・河道の縦断形は、堤防法線及び河道の横断形と関連させて、堤内地盤高、河川環境、河床の安定、経済性等を考慮して定める。
・河床勾配は上流から下流に向かい急から緩へ変化させる。
・地下水位、用水の取水位、既設の重要構造物の敷高等も配慮する。
・河道の縦断形は、一般に河道の横断形のうち、低水路の平均河床高より縦断形を定めその勾配を河床勾配とする。
・河床の安定上やむを得ない場合には、必要に応じ河床の状況等を考慮して、床止め等を設ける。
・縦断方向の動植物の生息・生育環境の連続性を考慮する。
・現況河道の縦断形を重視する。
〔横断形〕
・河道の横断形は、河道の縦断形、地形、地質、動植物の生息・生育環境等を含む河川環境、沿川の土地利用状况等を勘案し、また長期的、局所的な河床変動を十分に考慮して定める。
4-2 専門 河川砂防 | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H24 |
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◇ 砂防基本計画 | |||||||||
砂防基本計画 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | |||
水系砂防計画 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
土石流・流木対策の土砂量の算出方法 | ◎ | 〇 | |||||||
土砂生産抑制施設の目的と種類、機能 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
土砂生産抑制計画の策定 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
土石流・流木捕捉工 | 〇 | 〇 | |||||||
◇ ダム | |||||||||
ダム堤体の荷重 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
ダム堤体の安定性や強度、材料 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
ダムの設計 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | ||||
ダムの計画 | 〇 | 〇 | |||||||
重力式コンクリートダムの設計 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
ダム堤体の非越流部高さの設定 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
ダムの構造計算に用いる設計震度 | 〇 | 〇 |
問題4-2 専門技術 鋼構造コンクリート サンプル集の抜粋 RCCM試験 これだけ択一集
◇ 床版の設計
RCCM4-2鋼コン H30-04 H29-10 H27-10 H26-10 H25-10
鋼橋の鋼床版の設計
・鋼床版のデッキプレート上に載荷する輪荷重については、舗装による荷重分布を考慮しない。
・舗装は物性値が極めて複雑な性状で、性質の異なる多層構造であり、鋼床板との接着層や上層と下層との層間にずれなどが生じることがあるため、舗装による荷重分布を考慮しない。
・A 活荷重で設計する橋においては、設計に用いる断面力、設計曲げモーメント、は B 活荷重で算出した断面カを 20% 低減した値としてよい。
・A 活荷重で設計する橋での床版は、 床版の支間長に応じた割り増しは必要がない。
・B 活荷重で設計する橋では、床版の支間が車両の進行方向に直角な場合の主鉄筋方向の設計曲げモーメントは、床版の支間長に応じて割り増しを行う必要がある。
・等分布死荷重による床版の設計曲げモーメントは、主鉄筋方向は考慮するが配カ鉄筋方向は無視して良い。
・主桁の一部として設計する鋼床版は(1)「主桁の一部としての作用」と、(2)「床版及び床組としての作用」、さらに(1)、(2)二つの作用を同時に考慮した場合に対して安全であることを照査しなければならない。
・床版及び床組の鋼床版の設計で用いる縦リブの衝撃係数は一律 i=0.4 としてよい。
・床版及び床組としての作用に対しては、鋼床版を版格子構造又は直交異方性版と考えて設計を行う。
・車道部に主桁又は縦桁が配置される場合には、舗装の疲労を抑制するために輪荷重の常時走行位置が腹板位置と一致するように配置する。
4-2 専門 鋼構造コンクリート | 予想 | R01 | H30 | H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24- H24 |
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◇ 損傷・疲労・腐食 | |||||||||
橋梁の損傷評価 | 〇 | 〇 | |||||||
損傷の種類:亀裂 | 〇 | ||||||||
損傷の種類:腐食 | 〇 | ||||||||
橋梁の対策区分判定 | 〇 | 〇 | |||||||
鋼橋の損傷 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
疲労損傷部材の補修・補強方法 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
コンクリート構造物の疲労破壊の照査 | 〇 | 〇 | |||||||
鋼橋の疲労設計 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 1 | ||||
腐食鋼板の残存板厚計測 | 〇 | 腐食損傷部材の補修・補強 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||
PC鋼材の腐食防止対策、グラウト | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
変形鋼部材の加熱矯正 | 〇 | ||||||||
◇ コンクリート構造物 | |||||||||
コンクリートの特性 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||
コンクリートの配合設計 | 〇 | 〇 | |||||||
コンクリート構造物の補強工法 | ◎ | ◎ | 〇 | ||||||
コンクリート構造物の性能照査 | 〇 | 〇 | |||||||
コンクリート構造物の設計 | 〇 | ◎ | 〇 | ||||||
コンクリートの締固め養生 | 〇 | ||||||||
コンクリートの打継目 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |||||